■グレンデル・インバリン

ティオ・メイ前国王陛下。トールの父親。
高貴で厳格。守るべき国民を一番に考えることのできる王の鑑。
すべてが完璧だったはずの建国神話は崩れ去り、敵に右腕を奪われても諦めず最後まで戦い続けた勇者として称えられている。
甘やかして育ててしまったトールの自我の強さに悩まされてることもあったが、心を入れ替えてくれた息子が一人前になった頃、安らかな眠りについた。


■オーリス・ミノール

魔道総長。ライザの父親。
ティオ・メイ魔法軍の指揮官であり、前国王グレンデルの右腕的存在だった。
常に冷静で先を見通す心眼を持ち、誰からも信頼を得ていた。親バカなとことがあり、暇になればライザの自慢話をしたがる一面も含めて慕われていた。
魔薬戦争でグレンデルと共に戦い、肉体を失うことで奇跡を起こし、世界を希望へ導いた。