■トレシオール・インバリン

ティオ・メイ現国王陛下。通称トール。
王としての威厳も誇りも持ち合わせており頼りになる人物なのだが、本質はどこか楽観的で落ち着きがない。
クライセン一同と魔薬戦争の一線に参戦した一人。昔は王子という名を驕る扱いにくいところがあったが、旅を経て欠点を克服した。剣術・武術には長けているが魔法には疎い。


■ライザ・インバリン

ティオ・メイ現女王陛下。トールの妻。
聡明で心優しい魔法使い。長い間家出をしていたトールを信じて待ち続けた健気な女性。今は大国の女王として、魔法軍の指揮官として、そして王を支える妻として国に貢献する大きな存在。


■ラストル・インバリン

ティオ・メイ第一王子。
冷酷で人を人と思わない非道な一面がある。
特に、出来の悪い弟を毛嫌いしており、彼が王子であることも自分の家族であることも恥だと思っている。いずれは自分が王位を継ぐと確信しており、その椅子に胡坐をかいている。


■ルミオル・インバリン

ティオ・メイ第二王子。
捻くれ者でことあるごとに人を馬鹿にする。王子という名を振り翳して一般人を制圧する暴君。
いつも城を出て城下で酒・女・金に溺れて遊び呆ける道楽息子。
その心には影があり、ただの遊び人のふりをしながら何かを企んでいる。