SHANTiROSE

CRIMSON SAMSARA-Ending



後書



最後まで読んでくださってありがとうございます。
第一章だけですごく時間がかかってしまいました。

何よりも、ここでクライセンが復活すると期待されていた方には本当に申し訳ないです。
でも昔のログや日記でも何度か語ってたし、番外の後書にも書いてるので、それを見てない人もいるとは思いますが、最初からこんな話だったんです。
次で復活なので、どうかもう少し待ってやってくださいませ。


■次回予告

次はラストルをやっつける語です(笑)。というのは半分冗談で。
先に伝えておきたいのは、ロアの出番は減ります。この人の素性明かしは結構先になります。
海賊の存在が皆無でした。今後もほぼ出番なし・・・書くなら番外かな。
で、実はちょっと私的に不安な要素があります。書いて大丈夫かな〜という感じの。
「MagicALaMode」はとりあえずここまで、下ネタは少しありつつ、キスシーンもないほど健全だったのですが、予定通りに進んだらちょっと性的表現が絡むことになります。
そんなに生々しい描写はないので、大きく注意書きをしたり、年齢制限をかけるほどではありません。
一番怖いのは、キャラに愛着持ってくださってる方(がいらっしゃったら)にショックを受けさせてしまうのでは・・・ということです。
そうなったら・・・ごめんなさいとしか言えないのですが・・・。
実は、そういうのがあるから、最初は続編はやらないつもりだったんです。


■経緯

ここで、続編を書くことになった経緯を少し。
私の中で、「MagicALaMode」は本編で完結してるつもりでした(番外は別ですが)。
でも本編では書いてなかった設定や、その後の話などは脳内にたっぷりあったのです。
そのせいかは分かりませんが、読者様から「まだ完結してない気がする」というようなご意見を貰ったり貰わなかったり。
そこでアンケートをとってみて、続編を見たいかどうかのご意見を募ったところ、有難くもたくさんの方に背中を押してもらうことになる結果になったわけです。
その中で、念の為に「アダルト要素が入ってもいいか」という質問も入れてまして、そこも、まあ平均的に「普通にどうぞ」という雰囲気があったので、「それでいいなら、やってみます」と、決意しました。

それと、続編に積極的ではなかった理由にもう一つ、「脳内では勝手に妄想できるけど、これを小説にしようなんて、私の技量じゃムリムリ」と、どこまでも膨らんでしまっていたんです。
だからムリムリということで私の中で終了してたのですが・・・
で、実際書き始めて、何度ももうムリムリと諦めかけました。
だけど、こんな自信のない小説を読んでくださってる方がいて、応援してくださってる方がいて・・・そうやって励まされながら、とにかく「話」としては完結させていこうと書き続けました。
私の思うとおりのイメージを読み手さんにちゃんと伝えられてはいないと思いますが、「続きが見たい」と仰ってくださる方と、私自身の「書きたい」と思う気持ちのバランスが取れている限りは続けていきます。

■「SHANTiROSE」

今計画してるのは3章まで。
これもどこかで言ってましたが、この中ではティシラとクライセンは完全にはくっつきません。
そこから先はまだ未定ですが、二人がくっついてからの話は、馴れ初めの話をすっとばして、未来の話として書くかもしれないという感じです。
なぜ肝心な馴れ初め部分を飛ばしたがってるいるのかというと、先述したアダルト忠告よりも最低な恋愛話だからです。
たぶん、かなりのイメージダウンに繋がるのではないかと思うので、怖くて・・・・って言うと余計に気になりますよね。
これもまだ先の話なので、そのときが来たら考えます。

※追記
複数のご意見をいただき、改心することにしました。
やっぱり大事なところなはずなので、二人の馴れ初めまでちゃんと話が進んでいったら書くことになると思います。
ご心配おかけしてすみませんでした。

「魔法の世界」「恋愛」「美形と美少女」っていうキーワードから連想されるのって、神秘的で綺麗でメルヘンちっくなラブラブ物語、が一般的な気がするのですが(私がそうなんですけど)・・・うちのは変態ばっかりで色気もなくてほんと申し訳ないです。
ティシラって何気に逆ハーレムなはずなのに、ちっともときめかないし、状況も羨ましくない・・・。
でも、たまにはこんなのもいいか、という気持ちで読んでもらえれば幸いです。


■失敗

完結するまでに時間がかかったのは、他の作品に浮気してたからなんですけど。
そのせいで細かい部分を自分で忘れてしまってて、うっかりミスがあちこちに出てしまってます。
続けて読んでくださってる方には混乱させてしまったかもしれません。
ごめんなさい!
例えばなんですけど、呪樹の世界、最初は大きな穴があったのに、次に出てきたときにはなくなってる!というか、その描写がない・・・。
すみません、忘れてただけなんです(土下座)。
本当はもっと細かく書きたかったんですが、オチがあれなんで、あんまり引っ張るのもどうかと思ってやめたんです。
そしたらおかしなことになってしまいました。

それと最初あたりに出たきた謎の魔法使い集団の話。
あれ、もしかしたら無視するかもしれません。
一応エピソードはあるのですが、ちょっと独立気味なのと、でも話にも絡まないことはないという部分でして、どうしようか迷ってるんです。

では、ここまでお付き合いくださり、ありがとうございました。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

2008 / 04
緋都



   

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